菜食よもやま話

「温暖化ガス排出食」の王者は牛肉、畜産分野の約80%

ベジタリアン仲間が教えてくれた、
AFPの記事をご紹介します。

AFPのニュースは、こちらのサイトからご覧いただけます。
     ↓
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2572329/3807742

牛肉1キロをつくるために
その過程で排出されるCO2は
重さにすると、約16キロ、
同じく1キロの豚肉をつくるのに比べると
約4倍、
同じく1キロの鶏肉をくつるのに比べると
10倍以上、という数字が
出ているそうです。

牛も、豚も、鶏も、
同じ生き物なのだと考えると
どの生き物を食べると
ほかの生き物を食べるよりも
環境保全に効果的・・と
考えること自体、申し訳ないような
心境ではありますが
そういえば、今年は丑年でしたよね taurus
今年は、牛の歳だから
牛を食べる、ということの意味を
よく考えてみては・・という
お知らせなのかもしれません。

この記事にも改めて示唆されていることですが、
牛一頭が、一生の間に食べる穀物の量は
相当なものですから、
大量の穀物を牛が長年食べて、
牛が育つのを待ち、
育った牛を人が食べる、というサイクルでは
地球資源を、かなりぜいたくに使うことになります。

chick

環境のことを考えると、
地元で育った動物を食べるほうが
無駄な資源をつかわなくてすむのでは?
と考える方もいらっしゃると思いますが、
輸送にかかるCO2排出量は
牛肉をつくるにあたって排出されるCO2全体量の
5%にすぎないということです。

「週に1回、肉と乳製品をまったく食べない日を作るほうが、
1年中毎日地元のものに限った肉や乳製品を食べるよりも
ずっと大きな効果がある」
と、カーネギーメロン大学のクリス・ウェーバー教授(土木環境工学)は
語っているということです。

2009年02月16日 18:23 発信地:シカゴ/米国  AFP BBニュース より

| | コメント (0) | トラックバック (0)

お酒を飲むと、脳が小さく・・

「○○は、こんなふうによくないんですよ~」
というお話をするのは、
本当は、ちょっと気が引けるのです。。
かくれているものを暴くのは
気持ちがいいものではないのですが
しかし、知らされないでいることを
そのまま知らされていないままにしておくのも
もっと気が引ける・・
言うのも申し訳ないけれども
言わないのは、もっと申し訳ないー
・・と、少々葛藤を感じつつ
本日は、お酒の話題をとりあげてみます。


confident


ハーモニー・ガーデンが扱う食品は
アルコールがいっさい入っていないものを
厳密に選んでいます。

「お酒は、適量だったら、身体にいいのではー?」
「穀物からできていて、栄養があると思うけれど・・」
「お酒はコミュニケーションをはかる大事な仲立ち役」

などなど、
アルコールを摂っても、わるくないのでは?
というご意見は、よくいただきます。

たしかに、お酒には
よい面もあると思います。
リラックス効果や、ぐっすり眠れる効果などもあると、
よく聞きますが
まったくそのとおりなのでしょう。


japanesetea


今日のyahoo!ニュースに
ロイターの配信(2008.10.13)記事が掲載されていました。
以下、yahoo!ニュース10月14日の記事を参考にしています。

(yahoo!ニュースの記事は、こちらからご覧ください。)

その内容は・・
アルコールを飲むと、その量に応じて
脳が小さくなるという研究結果が、
アメリカのマサチューセッツ州ウェルズリー大学の
キャロル・アン・ポール氏が率いる研究チームが、
神経学の専門誌「Archives of Neurology」に発表されたというものです。

研究の結果から
一生の間お酒に無縁だった人は
飲んでいた&飲んでいる人に比べて
脳の容積の減少が少ないということが
明らかになったということです。


flair


すでに世の中に出て
たくさんの人に親しまれ、愛されて
もしマイナス面があったとしても
なかなか後からそれを明らかにすることは
むずかしいこともあります。

そう考えると
禁煙、嫌煙に関する一連の動きは
よく世間に通ったな・・と思いますがー。

お酒も、人々に愛されているものなので
マイナスを取り上げられることがあまりないですが
アルコールは、身体の中で
アセトアセトアルデヒドという成分が作り出されますが
このアセトアルデヒドは
光化学スモッグや、自動車の排気ガス、タバコの煙にも含まれる成分で
このアセトアルデヒドが、二日酔いや嘔吐の原因物質と考えられています。

そして、よく考えてみると
お酒というのは、飲んで暴力的になったり、
犯罪を引き起こしたりする飲み物なのですね・・。

・・調子にのって、どんどん書いてしまいそうですが
もろもろの事実を暴きたくて書いているわけではなく、
埋もれている事実で、もう少し知られていてもよいかと思うことなので
僭越ながら、ほんのさわりに触れてみました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

国際栄養士会議の報告より -がん予防の食事は、肉を控えて野菜をたっぷりと-

前回の記事のコメントでいただいた情報を、
せっかくなので、こちらでも掲載したいと思います  (o・ω・)ノ))
渡辺さん、情報をありがとうございます!

**

2008年9月8日から11日まで、横浜市で、
栄養士会のオリンピックとされる「国際栄養士会議」が開催され、
がん予防のために望ましい食事について発表されたことが
日経BP社のサイト「がんナビ」に掲載されています。

              ↓ (記事のサイトはこちらから)

http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/report/080916_01.html

今回の報告でまず興味深いのは、
どのガンには、どんな食品に予防効果があるかが
一覧表になって列記されていることです。
                                                                                                                   080916rep_hyou01       

ちょっと画像が小さいので、
読めないと思いますが(申し訳ありませんmm)
上にご紹介した日経BPの
「がんナビ」サイトの方を見ていただくと、
ある程度文字が判別できるかと思います。

左の項目が食品、右の項目がガンの種類(胃がん、乳がん・・など)
となっていて、効果の有無が色で示されています。

「がんナビ」サイトでも、あまりはっきり判読できないので
できれば、ハーモニー・ガーデンで、
もう少し詳しい資料を取り寄せてみようかとも考えています。
いい情報が入手できたら、またこの場ででも、
お知らせできたらと思います ^ ^

**


会議の中では、次のような見解も発表されたとのことです。

『「膨大な論文のレビューの結果、植物性食品を中心とした食事により、
口腔がん、咽頭がん、食道がん、肺がん、胃がん、膵がん、結腸直腸がんの
リスクが低下することが確実」と語った。
また、植物性食品を中心とすることで、動物性食品の摂取量が減り、
過体重や肥満の予防にもつながり、がんのみでなく、
循環器系の疾患の予防にも有効とした。』
(米国ハワイがんセンター副所長のLaurence Kolonel氏の発表)

**

また、報告書の要点としてまとめられている
「がん予防に関する10カ条」のなかで推奨されている事柄の中に、
次のような内容も含まれています。
(以下、「がんナビ」サイトより抜粋)

  ・
  ・
  ・
推奨4)植物性食品:植物性食品を主体とした食事をすること

★個人に対する推奨
非でんぷん性の野菜や果物を平均して毎日400g以上食べること。
精製度を抑えた穀物や豆類を毎食、食べること。
精製度の高い穀物をあまり食べないようにし、
でんぷん性の根菜類を主食とする場合、
同時に非でんぷん性の野菜や果物、豆類を十分食べること

◆公衆衛生上の目標
非でんぷん性の野菜や果物を平均して毎日600g以上摂取すること。
非でんぷん性のポリサッカライド(多糖類)25g以上を摂取できるよう、
毎日、精製度を抑えた穀類や糖類、他の食物線維を含む食品を摂取すること

推奨5)動物性食品:赤肉類(牛肉、豚肉、羊肉など)の摂取を控えめにして、
加工された肉はできるだけ食べないこと

★個人に対する推奨
赤肉を食べる場合、一週間に500g以下とし、
加工肉はできるだけ食べないこと(ただし、鶏卵、鶏肉、魚介類の摂取制限はない)

◆公衆衛生上の目標
平均的な赤肉類の摂取量を週300g以下とし、加工肉は非常に少量に抑える

推奨6)アルコール:飲酒を控えること

★個人に対する推奨
もし飲酒をするのであれば、男性であれば毎日2合以内、女性であれば1合以内とする

◆公衆衛生上の目標
推奨される量を超えて飲酒する人の割合を10年ごとに3分の1にする


**


興味深い内容が幅広く報告されているのですが、
ここでは、「菜食」に関連の深いものだけ、ごく一部ですが
ご紹介させていただきました。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

気候変動対策として「肉食はひかえるべき」 IPCC議長の発言

こんなニュースが入りました。

*****

気候変動対策として「肉食はひかえるべき」、IPCC議長
AFPBB News

http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2514463/3302797

【9月8日 AFP】国連(UN)の気候変動に関する政府間パネル
(Intergovernmental Panel on Climate Change、IPCC)の議長は、7日の英オブザー
バー(Observer)紙で、気候変動対策のために肉食を減らすべきだと提言した。

ラジェンドラ・パチャウリ(Rajendra Pachauri)議長(68)は、各自が1週間
のうち1日を「ミート・フリー・デー(肉を食べない日)」に設定し、この日数を
徐々に増やしていく方法を提案した。

経済学者でベジタリアンでもある議長は、畜産業における温室効果ガスと環境
問題の軽減には「食生活を変えることが重要だ」と強調している。(c)AFP

*****

牛のゲップから発生するメタンガスが
地球温暖化に及ぼしている影響は
日本でも数年前から、一般のニュースにも
取り上げられるようになってきたかとは思うのですが、
牛の胃から発生する「メタン」は、同じ量の二酸化炭素に比べて
約20倍も( ! )温室効果が高いそうです。(1)
そして、牛を飼育するために森林が伐採され、
切り倒された木に発生するシロアリからも、
同じくメタンガスが発生しているらしく、
このシロアリだけで、なんと年間数百万トンものメタンガスを
空気中に放出しているそうです。

過去200年で、大気中のメタンガスは約2倍になったと
科学者たちは指摘しているとのことです。(2)

牛のゲップのことは、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが
伐採した森林を消化するシロアリからも
メタンガスが発生しているとは・・!
私も、この本を読むまでは知りませんでした。



(1)『ベジタリアンの健康学』(蒲原聖司著/丸善ライブラリー P.26)
(2)『まだ、肉を食べているのですか』(ハワード・F・ライマン グレン・マーザー著 船瀬俊介訳/三交社)



      

| | コメント (2) | トラックバック (0)

ベジタリアン食は身体にいいの??

最近、日本でもベジタリアン人口がかなり増えてきたと感じます。

いわゆる「ベジタリアン」でなくても

お肉やお魚をあまり食べないという人が

増えているな~と思います。

日本全体をみると、

「お肉やお魚のない食卓なんてありえない!」 

という地域もあるのでしょうけれど、

特に都市、たとえば、ここ札幌などでは、

「お肉やお魚をあまり食べなくなった」、

「実は昔から肉魚はちょっと苦手だった」という声が

しょっちゅう耳に入ってきます。

bud

そんな時流のなか、

「ベジタリアンでも、身体は健康を保てるんでしょうか??」

こういう質問も、よく聞こえてきます。  eyeear

「はい、大丈夫ですよ。

ベジタリアンで身体を健康に保てるのはもちろんですが

ベジタリアンの方が、いろいろな病気を予防したり

もし病気にかかっても、命にかかわる率が低く抑えられたりします」

と、お話すると

「そうなんですか! それは知りませんでした」

と言われることが、かなりあります。

「野菜をたくさん食べる食生活は健康的」というイメージはあっても、

ではベジタリアン(お肉やお魚を食べない)となるとどうなの??

ベジタリアンでも健康を保てるというけれど、根拠はあるの??

病気を未然に防いだり、致死率が低くなったりするという

実際のデータはあるの??

という数々の疑問の声が耳に入ってきます。

これらの声に、きちんとお答えできるようなデータが

(まだ十分にとは言えないかもしれませんが)

ハーモニー・ガーデンにも、ある程度集っているので

これを、できるだけわかりやすい形で

そして、できるだけ客観的なデータに基づいたものをよりどころにして

この場を借りても、少しづつ公開していけたらと思っているところです。

公開する以上は、まちがった情報を出すことはできないので coldsweats01

できるだけ慎重に調べて、誤りのないものを出していけたらと考えています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)